ジャンドン・ビアンコ / イル・ファルネート
【ソムリエからの一言】
イル ファルネートの当主マルコは幼き日に見た地元の情景、日常を感じるワイン造りを心掛けている生産者。
《ビアンコ》はタンニン、果実を感じつつも充実した酸で全体が纏まっている白ワイン。
【商品概要】
ワイン名:GIANDON BIANCO / ジャンドン・ビアンコ
生産者:Il Farneto / イル・ファルネート
ブドウ品種:Malvasia di Candia / マルヴァジア・ディ・カンディア
ワインタイプ:White / 白ワイン
生産国:Italy / イタリア
生産地:Emilia Romagna / エミリア・ロマーニャ
ヴィンテージ:2020
【商品説明】
レッジョエミリアとモデナの中間、南側に位置するカステッララーノの町。全くゼロの状態からこのワイナリーをスタートさせたマルコ ベルトーニ、彼には決して譲れないこだわりと強い意志があった。 2000年、町はずれの丘陵地(Collina)、第二次大戦前にはブドウ畑が広がっていた土地でありながら、現在は放棄地とされている土地を手に入れたマルコ。標高250mの緩やかな斜面は、昼夜の寒暖差、そして強い粘土質、乾燥した風とまさに恵まれた環境が整っていた。元来ブドウ農家ではなかったマルコ、しかしながらサッスオーロの町で幼い頃から見てきたワイン造りに強い憧れを持ってきた。地域伝統のランブルスコ、そして彼が最も魅力を感じていた地酒ともいえるベスメイン(マルツェミーノの古い呼び名)、そしてスペルゴラ。2001年より、段階的に植樹を行い、現在8ha。黒ブドウはマルツェミーノ、カベルネ、ランブルスコ、グラスパロッサ。白ブドウはスペルゴラ、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネを栽培。
マルヴァジア ディ カンディア100%、樹齢30年。
友人より借りた畑。
収穫後、除梗(一部除梗せず)して果皮と共に1週間、
セメントタンクにて醗酵が始まる。
圧搾後、そのまま6か月の熟成。
果皮に特徴のあるカンディアの個性を表現した白。
ロッソと同じく、気兼ねなく飲まれる土地の味わい。
2021はブドウの熟度と酸が両立した
特別なヴィンテージ。
タンニン、果実を感じつつも、全体を引き締める
酸を感じる、カンディアらしからぬ
エレガントさを持ったヴィンテージ(一部資料抜粋)